離婚を決断するための7つの準備

離婚の条件を明確にする

離婚を決断するために、子供の養育費や慰謝料、親権や面会交流などについて、事前に自分の希望条件を箇条書きで書き出しておきましょう。まずは落ち着いて冷静に考えて、出来るだけ損をしないように準備を行うことが大事です。

親権を得るための注意点

特に子供の親権をどうするかは、離婚する上で最重要項目となります。一般的に、親権は同居している親に認められる傾向にあるので、自分一人で家を出たり、衝動的な別居をしたりすることは避けなければなりません。後先考えずに勝手な行動をとってしまうと、あとで自分の首を絞める結果になる可能性もあるので注意しましょう。

証拠を集める

相手が不倫していたり、DVをしていたりした証拠は、離婚後に慰謝料を請求する際に大きな力を発揮します。

不倫の場合

ラブホテルに出入りしている写真や浮気相手とのメールの履歴などを確実に集めましょう。ただ、これらの証拠を素人が入手するのは難しいので、探偵事務所に依頼するのが賢明です。

DVの場合

暴力によってできた傷の写真やクリニックの診断書などを、できる限り集めておきましょう。

証拠集めは慎重に

自分が離婚したがっていることを相手に悟られてしまうと、相手の行動が慎重になり、証拠集めが難しくなってしまいます。証拠を隠滅される可能性もあるので、はやる気持ちをぐっと抑えて冷静に対応することが大事です。

証拠集めは別居する前に

別居を始めてしまうと、これらの証拠を集めにくくなるため、同居中に証拠を集めておく必要があります。間違っても、証拠集めをする前に相手に離婚を切り出すことは避けましょう。

お金を貯める

いざ離婚するとなると、今後の生活費はすべて自分でまかなっていかなければなりません。現在正社員として働いていて、毎月まとまった収入があるなら安心ですが、主婦やパートだとすぐに自立するのが難しくなります。お金を貯めるまでは結婚生活を続け、ある程度貯金できたら離婚を決断するのがベストです。

貯金期間の目安

最低でも6ヶ月分の生活費は貯めておくようにしましょう。

別居には予想以上の費用がかかる

別居するとなると、引越し費用や家賃、食費など様々なお金が必要になってくるので、やはりある程度貯金してから離婚を決断するのが無難です。

慰謝料はあてにできない

慰謝料は離婚後に支払われるものなので、当面の間は自分でお金を工面しなければなりません。場合によっては慰謝料がもらえない場合もあるので、慰謝料目当てで離婚を決断するのはやめましょう。

住居を探す

実際に離婚するとなると、新たな住居が必要になります。

新居を借りる

賃貸物件を借りる場合、敷金や礼金などの初期費用が必要になるほか、入居審査もあるので、必ずしも希望の物件に入居できるわけではありません。また、家賃や電気代など毎月様々な費用が発生するため、貯金がすぐに底をついてしまう可能性があります。

実家に戻る

一番無難な方法は、一度実家に戻ることです。実家が持ち家であれば家賃を支払う必要もなく、食事の心配などもなくなるため、当面の間は生活に困ることはありません。何より、家族がそばにいることは精神的な支えにもなるので、離婚を決断する前に両親に相談しておくといいでしょう。

仕事を探す


経済的に自立するためには、自分で働いて収入を得ていくしかありません。

正社員になって安定した収入を

パートやアルバイトだと、今後生活に困る可能性があるので、正社員など安定した仕事を確保する努力が必要です。離婚直後に落ち着いて働き出せるように、離婚前から新しい職場を探しておきましょう。

転職も視野に

正社員として働いている人であっても、離婚後は生計を立てていくのが大変になるかもしれないので、転職を考えておく必要があります。

資格取得でスムーズに転職

収入アップやスキルアップを目指したいのであれば、離婚する前に資格の勉強をしておくといいでしょう。資格があると転職する際に有利になるだけでなく、転職先で資格手当などをもらえる可能性もあります。
一旦、別居して仕事を始めてしまうと、資格勉強の時間を確保するのが難しくなるので、別居前に資格取得の準備をしておくのがベストです。

精神的に自立する

離婚後は想像以上に精神的負担がかかってきます。仕事や新居を探す時間や、離婚協議がまとまるまでの時間は、何かと精神的に辛い状況に追い込まれるため、離婚の決断をする際はある程度の覚悟が必要です。自分一人だけで離婚を乗り越えるのは大変なので、困ったときに備えて、あらかじめ相談できる人を探しておきましょう。一人でも支えてくれる人がいれば、精神的にもかなり楽になります。

親しい人に頼る

友人でも家族でもいいので、離婚について正直に相談できる相手を探しておくことが大事です。

プロにも相談可能

気軽に相談できる友人や家族がいないのであれば、カウンセラーなど民間のサービスを頼るのも一つの方法です。離婚問題を熟知しているプロに相談すれば、自分では思いつかなかったような解決策を教えてもらえることもあります。

スケジュールを考える

いざ離婚するとなると、仕事や住まいの決定、引越しなどやることが多岐にわたります。何の計画もなしに離婚を決断しても、あとで自分が苦労するだけなので、事前にきちんとスケジュールを考えておくことが大事です。いつ離婚届を出すのか、いつ引っ越すのか具体的な日程を決めて、そこから逆算して細かなスケジュールを考えておきましょう。

子供がいる場合は一層慎重に

子供がいる場合は、子供に無理のない範囲でスケジュールを考えることが大事です。両親の離婚は子供にとって大きなストレスになるので、少しでも負担を減らしてあげなければなりません。学校を転校するとなると、さらに大きなストレスがかかってしまうので、子供が卒業するまで待つなどの配慮が必要です。

親の都合で振り回すことはせずに、子供の心のケアなどを考えてあげましょう。子供の年齢なども考えて、いつ離婚すべきか慎重に判断することが大事です。

しっかり準備をしてから離婚を決断しよう

離婚には様々なリスクがつきまといます。心も体も想像以上に大きな負担がかかってくるので、今後の生活を考えた上で、しっかり準備をしてから離婚を決断しましょう。事前にしっかり準備をしておけば、ある程度心に余裕を持って新しい生活を始めることができます。
辛いときは友人や家族に相談するなど、ストレスを発散することも大切です。